松本龍征大学院生。生物工学学生優秀賞(飛翔賞)の賞状とともに。

 

松本龍征大学院生(生命理工学院 生命理工学系 生命理工学コース 博士後期課程1年)が2025年9月10日から12日に開催された第77回日本生物工学会大会(2025)において、14回 生物工学学生優秀賞(飛翔賞)と学生優秀発表賞を受賞しました。
 
生物工学学生優秀賞(飛翔賞)は、日本の大学の博士後期課程(あるいはそれに同等の大学院教育課程)に進学して優れた研究業績を上げることが期待される学生会員の研究奨励を目的として授与するもので、授賞式は9月10日に行われました。本受賞はポリリン酸キナーゼ2の進化動態解析による多機能酵素の発見と、同酵素によるヌクレオシド三リン酸及び、RNA合成への応用に関する松本さんの研究が評価されたものです。

 

また、学生優秀発表賞は、第77回日本生物工学会大会において行われた「ポリリン酸キナーゼ2の進化動態解析による多機能酵素の発見とその応用」というタイトルの口頭発表に対して贈られたものです。

 

松本さんは  ELSIの松浦友亮教授の研究室に所属し、同教授とELSIのLiam Longo特任准教授の指導を受けています。

 

「日頃からご指導くださっている松浦友亮先生、Liam M. Longo先生、研究室メンバーに心より感謝申し上げます。本受賞を励みに、発見した酵素の応用可能性をさらに探究し、生物工学の進展に少しでも寄与できるよう、今後も一層精進してまいります。」と松本さんは述べています。